「プログラミングがつまらない」と思う気持ち、すごくわかります
わたしは数年前からPythonの学習を始めました。
最初は覚えることが多いし、オブジェクト指向がわけわからないしで、全くプログラミングが楽しくありませんでした。
「プログラミングがつまらない」のはあなただけじゃない。
むしろそれが普通です。
でも、私は今、プログラミングを楽しめています。
なので、あなたがプログラミングを「つまらない」と感じていても、あきらめないでください。
プログラミングは「面白くない」ものから「面白い」ものへと変えることができます。
この記事では、なぜあなたがプログラミングをつまらないと感じているのかを深掘りし、
そして、それをどのように克服するかについて説明していきます。
どうか、肩の力を抜いて、息抜きがてらこの記事を読んでみてください。
プログラミングがつまらないと感じる主な理由
前述のように、プログラミングがつまらないと感じるのは、あなただけではありません。
そこで、まずはその感情が生じる主な理由を探ってみることにしましょう。
理由1:むずかしい
プログラミングは、特に初心者にとっては非常に難易度が高いと感じられます。
新しい概念やシンタックス(文法・構文)、アルゴリズム(問題を解く手順)を学び、それらを適切に使用して問題を解決する能力を養う必要があります。
これは時間と努力を必要とします。
そして、多くの場合、この難易度が人々にとってつまらなさや挫折感を生み出します。
理由2:明確な目標を決めていない
「コードを書く」だけが目標では、あまりにも抽象的で、何を達成しようとしているのかがはっきりとしないため、進行方向が不明確になることがあります。
明確な目標がないと、プログラミングはただの仕事に感じられ、その結果、楽しさが失われます。
理由3:趣味としての興奮がない
もしかしたら、プログラミングが趣味やパッションとしての興奮を提供しないと感じるかもしれません。
単に「作業」を行っていると感じ、自己表現の手段や創造性の発散とは思えないのかも。
この視点から見ると、プログラミングはつまらないと感じられます。
プログラミングを面白くするための具体的なヒント
先ほどまでで、プログラミングがつまらないと感じる理由をみていきました。
では、それらの問題を解決し、プログラミングをもっと面白く感じられるようにするために、どのようなアプローチが有効でしょうか。
以下にいくつかの具体的なヒントを、私の知り合いの事例とともにご紹介します。
興味や趣味に関連するプロジェクトを作る
自分の興味や趣味に基づいたプロジェクトを作ることは、プログラミングに対するモチベーションを大幅に向上させることができます。
例えば、好きなゲームやアニメのキャラクターを登場させたり、自分の好きな音楽や画像を使ったアプリケーションを作るなど、自分自身が楽しめる何かを作り出すことで、プログラミングはただの作業から、創造的なものへと変わります。
こちらのサイトなんかが参考になりますよ。
Scratchで作られたプログラミング作品おすすめ9選【公開手順も紹介】 | 侍エンジニアブログ (sejuku.net)
Processingで音楽と同期するデジタルアートを作ってみた。できることも紹介 | テックキャンプ ブログ (tech-camp.in)
事例:田中さんのケース
田中さんは大学で初めてプログラミングに触れ、最初はそれが全く面白くないと感じていました。
しかし、趣味であるアニメとプログラミングを組み合わせることで、彼の考えが変わりました。
彼は自分の好きなアニメキャラクターを登場させるゲームを開発することを決め、そのプロジェクトを通じて、プログラミングが自身の生活をより楽しく、そして創造的にするツールであることを発見できたのです。
プログラミングのコミュニティに参加する
次に、プログラミングのコミュニティに参加することもおすすめです。
オンラインのフォーラムやローカルのミートアップなどを通じて、同じようにプログラミングに興味のある人々と繋がることができます。
これにより、新しいアイデアを得たり、技術的な問題を解決するための助けを得たり、あるいは単に同じ興味を持つ人々と友情を築いたりすることができます。
例えば、こちらのコミュニティなんかどうでしょうか?
【発表】初心者向けの「プログラミングコミュニティ」を開始します (manablog.org)
TechCommit | 部活のように学びたい社会人のITエンジニアコミュニティ (tech-commit.jp)
プログラミングサークル RE:CODE プログラミングコミュニティ (pe-gawa.com)
事例:佐藤さんのケース
佐藤さんは、プログラミングのオンラインコミュニティに参加することで、プログラミングを楽しむようになりました。
最初は自身で解決できない問題に直面していた佐藤さんですが、コミュニティで他のメンバーと情報を共有し、互いにアドバイスを交換することでプログラミングの知識を深めることができました。
これにより、佐藤さんは共有と協力の大切さを学びました。
プログラミングのチャレンジに挑戦する
さらに、プログラミングのチャレンジに挑戦することも、プログラミングスキルを向上させ、楽しみを増やす有効な手段です。
インターネット上には、あらゆるレベルのプログラマー向けの問題や課題が無数に存在しています。
これらに挑戦することで、自分自身のスキルを試し、新たな知識を習得し、論理的思考力を鍛えることができます。
例えば、こちらなんかどうでしょうか?
JavaScript入門編1: JavaScriptをはじめようのチャプター一覧 | プログラミング学習サイト【paizaラーニング】
【連載】Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 | TECH+(テックプラス) (mynavi.jp)
PHP練習問題 | TECH PROjin (pjin.jp)
事例:中村さんのケース
中村さんはプログラミングのチャレンジに挑戦することで、プログラミングの楽しさを見つけました。
インターネット上にはさまざまなプログラミング問題が存在し、中村さんは自分のレベルに合わせてチャレンジを選び、解決するためのプログラムを作りました。
これにより、彼は自身のスキルが上達していく過程を実感でき、大きな達成感を得ることができました。
プログラミングの成果物を公開する
最後に、自分が作成したプログラムやアプリケーションを公開することも、プログラミングを楽しむための大切なステップです。
ウェブサイトやブログ、SNSなどを通じて、自分の作品を他人と共有することで、他の人からの評価やフィードバックを得ることができます。
これにより、自分のスキルが向上していることを実感するとともに、新たなアイデアや改善点を見つけることも可能になります。
例えば、こちらなんかが参考になりますね。
はじめてゲームプログラミング 超厳選オススメ作品18選(+5)|ニカイドウレンジ (note.com)
事例:山田さんのケース
山田さんは自身が作成したプログラムをウェブサイトで公開し、他のユーザーからフィードバックを得ることで、プログラミングを楽しむようになりました。
彼が作成したアプリケーションは数多くのユーザーから好評を得ており、そのフィードバックから彼のスキルが認められ、自身の成長を感じることができました。
プログラミングを楽しむためのアプローチは人それぞれです。
興味や趣味を組み合わせたり、コミュニティとのつながりを深めたり、チャレンジを通じて成長を感じたり、自身の成果を共有したり。
どの方法でも良いのです。
大切なのは、自分自身がプログラミングをどう楽しむか、その方法を見つけることです。
まとめ
この記事を通じて、プログラミングがつまらないと感じる理由と、それを解決し、楽しみ方を見つけるための具体的なヒントをご紹介しました。
最初は理解できないことが多くて難しく感じるかもしれませんが、それは誰しもが通る道で、むしろそれが普通です。
プログラミングを面白く感じるための一つの鍵は、あなた自身の興味や好きなものをプログラミングと結びつけることです。
それが、あなたが自分だけのプロジェクトを作るきっかけになり、結果としてプログラミングに対する興奮を生み出すかもしれません。
また、プログラミングコミュニティに参加することも大切です。
一緒に学び、成長し、互いに助け合うことで、プログラミングの楽しさをさらに深く感じることができます。
新しい知識や技術を共有することで、一人で解決できなかった問題を解決する手がかりを見つけることができるかもしれません。
そして、自分自身の成果を他人と共有することは、自分のスキルと自信を高めるだけでなく、他人とつながり、共感を生む大切な機会です。
プログラミングは、創造性と論理性を組み合わせることで、限りない可能性を秘めたツールです。
最後に、自分自身を厳しく評価しすぎないことも重要です。
プログラミングは一日で身につくものではありません。
少しずつ進歩を積み重ね、自分のペースで学ぶことが大切です。
プログラミングがつまらないと感じるあなたへ、心からエールを送ります。
これまで挫折したかもしれませんが、あきらめずに挑戦を続けてください。
きっとあなたなりの楽しみ方を見つけることができます。